八ヶ岳雀ヶ森 (1310m)　2011年8月9日

所要時間　6:25 車道－－6:28 雀ヶ森－－6:33 車道

概要
　八ヶ岳自然文化園の東側のコブ。登山道は無いが赤松樹林で、籔はほとんど無いと言っていい。明瞭なピークがあり、てっぺんには石碑が立っている。家に帰ってから判明したが、雀ヶ森のすぐ南西側に横見山が地形図に新規記載されていた

　雀ヶ森は八ヶ岳西側山麓にある小さな山で、いつかどこかの山の帰りに立ち寄ろうかと考えていたが、今回の小入笠山の帰りにちょこっと立ち寄ることにした。標高は1300mあるので早朝ならそこそこ涼しいはずだ。八ヶ岳自然文化園内だったら簡単に登れるだろう。


八ヶ岳自然文化園第2駐車場入口	第2駐車

　八ヶ岳自然文化園の標識とGPSの表示を参考に走行、甲州街道から上がっていくと雲の層に突入、そして雲を抜けて晴れのエリアへ。自然文化園近くで県道から左に入ると山頂まで残り僅か。近くに自然文化園の第2駐車場があったのでそこに車を置いて歩きだす。


三叉路	三叉路の北側に林道が延びる

　GPSは近くの三叉路から北に山頂があるとの表示で、その方向に林道が入っているので行ってみると山頂が徐々に西方向にずれていく。確かにその方向は高くなっていてピークが存在するようだ。斜面は赤松植林で低い草があるだけで籔は皆無、ただ草は朝露で濡れているのでロングスパッツを装着する必要があった。


高級菌類が出そうな赤松の斜面が広がる	境界標識。たくさんあった

　斜面を適当に登っていくと西側下には駐車場が見えた。たぶん自然文化園の駐車場だろう。駐車場が起点かどうかわからないが踏跡が見られた。周囲には何か文字が書かれた小さな板がまとまって立っているが、秋に出てくるであろう高級菌類の所有区画の境界なのだろう。


踏跡あり	雀ヶ森山頂

　僅かに登ると小ピークに到着、てっぺんにはセミの抜け殻が張り付いた大きな石碑が立っており、その横には古い小さな石碑。昔から訪問者がいるようだ。赤松樹林なので展望は無い。開けていれば南アが良く見えるだろうな。

　帰りも同じルートで戻る。